YZ250
1P8無印CDIを借りれたので調査。結果、BF1を全体的に1度進めたようなマップとなっていて、ほぼ変わらんやんけという結果に。乗ってみると無印CDIは元気すぎる印象だけど、マップ的にはちょっとしか変わらないんだな。ということは1度の違いで結構性格が変わ…
お友達からMY22以前のYZ250X CDI を借りることができたので、点火マップ調査をしてみた。 え?TPSつけて3D進角してる意味ある・・・?というくらいTPSではほぼ変わらないマップ。ほぼ2次元進角。このぶんだと1P8 (YZ250無印)マップもこれの進角進めた感じな…
YZ純正CDIには、ピックアップ第一波と第二波の間隔の時間と、第一波から次の第一波(要は1回転)の時間を比較することで、角速度ばらつきによる点火時期ばらつきを補正するような仕組みがあることはわかっている。 tutc-mitsukesibu.hatenablog.com そしてこ…
TCDIの基板をいつも通りJLCPCBに頼んだ奴が届いたので、早速組み立てた。 プロトタイプ版からの進化点 ・USB Type CによるPCとの通信可。アプリからマップなどのセッティング変更可能 ・点火用キャパシタチャージ電圧の高電圧化(250V→400V) ・マップスイッ…
YZ125 (B4X) 点火マップ YZ125X (BRX) 点火マップ タイトルの通り。250の点火マップ調査をした時と同じやり方で、お友達から借りてきたCDIで調査。どちらも割とシンプル。進角開始が125Xのほうが500回転遅いけど、まあ125だしここってほぼ使えないんじゃない…
現在TCDIで採用しているのは、PICのエンハンスドミッドレンジ最新の5桁シリーズである、PIC16F15245。手はんだの都合上SOICパッケージを使っているが、それでもとても小さい。これはマイクロチップの製品検索ページで、ピン数がちょうどいいこと、PPS(各ピン…
CDIのチャージコイルは高回転だと楽勝で1kV以上発生するので、そのまま使おうとすると点火用キャパシタの耐電圧を超えてしまう。じゃあ耐電圧の高いキャパシタにすれば良いじゃんって話なのだけど、CDIに使える容量のもので売られている中では630Vまでのもの…
日本で自作CDI、TCI勢の大半が使っているであろう(偏見)、フォトカプラを利用したピックアップ検知回路って、全ての祖先はたぶんHT-rocket。御多分に洩れず自分が今まで使ってきたCDI、TCI、ECUもこの方式を採用してきた。ただ結局フォトカプラの入力側と出…
TCDI V1.0に搭載予定のUSB-UART変換IC、FT234Xを使って、現在のプロトタイプ版CDIとPCの通信テストをしている。実際は基板に載せるけど、とりあえず秋月で売ってるモジュールが楽チンなのでこれをそのまま適当に繋げている。 このFT234Xは普通に使うと仮想CO…
純正CDIを調査することで、TPSによるマップ切り替えはある種の開度別にマップの値を離散的に切り替えるのではなく、連続的に補間しながらなめらかに切り替わることと、角速度のばらつき補正のため、点火までの待ち時間の計算にピックアップ第一波から第二波…
角速度のばらつき補正とか、TPS値による点火時期の線形補間をやろうとすると、ピックアップ第一波から点火までの待ち時間読出しまでにかなり計算時間がかかるので、これをどうにか早くしたいと前回の記事で割り算の計算時間を削減する方法を試みたことを書い…
XC8 コンパイラV3.00リリース MPLAB XC8 C Compiler v3.00 Release Notes for PIC MCUx 新しいV3.00のコンパイラ(XC8)がリリースされていたので、リリースノート見ていたらよさげな改良が入っていた。いままでミッドレンジのPICは割り込み要因別の関数を作…
前々回の記事で純正CDIを机上で動かすことができたことは書いた。なので、いよいよ中身の解析を試みた。やり方としては、TPS用電源のL端子と、TPS入力用のY端子に適当なボリュームを付けるだけ。全閉時と全開時の電圧は現物TPSからだいたい合わせた。ただ測…
前回の記事で、純正CDIを机上で動かせるようになったのの続き 任意波形発生器を使ってテストしている段階で、ピックアップ第一波(以降PU1)と第二波(同様にPU2)の間隔を変えた場合、同じ回転数でもPU1から点火までの時間が大幅に変化していることがわかった。…
なんとかして純正CDIの点火マップが見たいので、DGE2035という任意波形発生器を買ってみた。要はマイナスとプラスのパルスが出てくる何かがあればこれじゃなくても良いから、どうにか自分で作れないかしばらく考えてみたけど、アイデアはあるものの試行錯誤…
YZ2stシリーズの点火時期測定のやり方。 マニュアルでは以下の通りダイヤルゲージにアダプタを取り付けて、プラグホールから差し込むようになっているが、要はダイヤルゲージを保持さえできればよいので、3Dプリンタで適当に作成。 ぴったり。あまり背を高く…
2025/2/14現在のソースコードと基板データ一式は以下からダウンロード可 プロトタイプ版(PICありダイヤル点火時期設定仕様) drive.google.com テストタイプ版(PICなし第二波固定進角点火仕様) drive.google.com
前回の記事から間が空いたが、昨年末にとりあえずの河川敷テスト走行はしていて、キャパシタチャージ電圧が250Vでレギュレートされている事、CHG2コイルからDC12Vが安定して作り出される事、レブまできちんと回ることを確認出来ていた。そして 2/11にいよい…
いよいよ基板ができてきたので、このCDIを作るきっかけともなった3Dプリンタを導入しなきゃならん。最初は先達の幾人かから勧められたAdventure 5M proにしようと思っていたけど、海外フォーラムで色々調べているうちに、ABSとか高温を要求される材料やるに…
テスト用でわかることはだいたいデータを取り終えたので、いよいよプロトタイプ版基板を発注し、本日無事到着。 プロトタイプとテストタイプで何が違うかというと、大きいのはPICを搭載し、デジタル進角を行うところ。またサイズを純正CDIと同じに収めたこと…
CDIの頭脳と言えるCPUにはPIC16F15245という8bitマイコンを使っている。これは一応車載用で、基本的な機能はあるうえに20pinというちょうどいいサイズで一番安価なものを選んだだけ。110円くらい。 このPICの中では、ピックアップコイルからの入力があるたび…
純正とテスト用CDIでIGコイル一次側と2次側の波形を比較してみた。黄色が一次側(キャパシタ放電)波形、青が2次側。2次側は10kVくらい測れるプローブが必要になるがそんな高級なものは持っていないので、プラグコードに3回くらい配線を巻き付けてそれの電圧…
今まで作ってきたCDIやTCIで点火時期をコントロールするやり方としては、以下のような手段を取ってきた。 ピックアップ信号はフライホイールにある突起とピックアップコイルで生み出される。ピックアップコイルは一種の発電機なので、コイルの前を突起が通過…
前回の記事 実機によるモータリングテスト テスト用基板 実機テスト - TUTCミツケ支部 前々回の記事 机上テスト YZ CDI テスト用基板が組み上がったので机上テストしてみた - TUTCミツケ支部 前回まででテスト用基板が出来上がり、実機のモータリング(プラ…
前回の記事YZ CDI テスト用基板が組み上がったので机上テストしてみた - TUTCミツケ支部 までで、テスト用CDIの机上テストまでは終わって、あとは実機テストをするのみとなった。というわけで休日を待ち、いよいよ実機につないでテストをしてみることにした…
あらすじ 前回の記事までで、CDIを作るにあたり、まず純正CDIの解析を行って、クランク角を検知するピックアップコイルからの電力をマイコンに入力、もしくはサイリスタゲートを直接叩くためにどう処理しているのか、またCHG2コイルからどうやってDC電源を取…
純正でV6とマーキングされてるダイオードは新電元D1F60 600v 1A これはCHG1の、キャパシタチャージ用電源の整流に使われている。 S4とマーキングされているのはこちらも新電元D1FS4 40V 1.1Aショットキー これはCHG2の、DC電源の整流に使用。 サイリスタはKC…
YZ250 CDIの純正コネクタは形を見る限り、古河FPシリーズのどれかっぽいが、微妙にマッチするものがない。ただコネクタの形自体は一緒なのでどれでも多分つくはつく。 https://www.furukawa.co.jp/product/catalogue/pdf/auto/auto_wpcon_04fp.pdf こんなコ…
前回はピックアップ第一波をいかに巧妙に検知しているかを書いた。今回はピックアップ第二波編。 YZ250X 純正CDI 分解調査 その1 - TUTCミツケ支部 ピックアップ第2波入力回路 マイコンへの入力編 第一波はプラスで受けたので、第二波はマイナスで受けること…
前回 YZ250F CDI 分解調査と、YZ250系とYZ125&YZ250F系でチャージコイル接続方法が違う謎の話 - TUTCミツケ支部 '13 YZ250FのCDIが、YZ250系とはチャージコイルのつなぎ方、DC電源の作り方がちがうっぽいという話のつづき。というわけで予備の'21 YZ250XのCD…