気化器
吸引力と流量の謎 自作フローベンチを作って実験を進めてみると、どうやら実際のエンジンの動作範囲に近い空気流量は出ているようだが、これがどれくらいの回転数の吸引力なのかという疑問が浮かんできた。今現在掃除機のパワーはmaxで測定しているが、仮にW…
前回の記事で作成したフローベンチだが、実験をしてみるとスロットル開度による空気量とノズル負圧の変化が、Th1/4以下の領域で特に顕著だということが分かった。 tutc-mitsukesibu.hatenablog.com そこでスロットル開度の制御方法を、ワイヤーを接続して出…
この記事ではキャブレターに用いられる2種類の方式、プライマリータイプとエアブリードタイプについて説明する。またそれらのメリットデメリットを示し、それを補うためにパワージェットやコースティングリッチャ等の補器があること、さらにミクニTMXがなぜ…
ここでは最もシンプルな構造のキャブレターである、単純気化器をモデルに、なぜキャブレターが空燃比を一定に保てるのかについて説明する。 また本来数式を使って理論的に説明するべきことを、何の根拠もなく文章だけで定性的に説明するような書き方をしてい…
2022以降の新型YZ125のキャブセッティングが余りに出ない件で色々調べているうちに、2021以前に採用されていたTMX38と、2022以降に採用されているPWK38Sの違いがいろいろと分かってきた。 そのため以下の内容で記事を書いていこうと思う。記事が書け次第、タ…
お友達が「余っているLectronがある」とのことで、お借りして観察することになった。又聞きの2次情報にはなるが、以下のような特徴があるらしい。 使用者の感想 ・燃費がいい(倒してもガソリンが溢れない) ・車種、使い方等に合わせてプリセットされた状態…