2022以降の新型YZ125のキャブセッティングが余りに出ない件で色々調べているうちに、2021以前に採用されていたTMX38と、2022以降に採用されているPWK38Sの違いがいろいろと分かってきた。
そのため以下の内容で記事を書いていこうと思う。記事が書け次第、タイトルにリンクを張っていく予定。
単純気化器とエアブリードの効果について
ここでは最もシンプルな単純気化器によりキャブレターの空燃比制御の原理と、単純気化器で生じる空燃比制御の問題を改善するために用いられるエアブリードの効果について説明する。
プライマリータイプとエアブリードタイプの違いについて - TUTCミツケ支部
2輪車用キャブレターに用いられる二つのメインノズルの方式について説明する。
プライマリーチョーク(メインノズル)とカッタウェイの関係について
プライマリーチョークの効果とその弊害、また対となるカッタウェイについても功罪を説明する。
ここまでは文献から得られる事実を記載する。これから先の項目は自分の推測も混じるので、多分に間違いが含まれることになると思う。
プライマリーチョーク高さとメインエアジェットの関係について
TMXとPWKそれぞれのプライマリーチョーク高さ、メインジェット、メインエアジェットのサイズについて比較し、その理由について考察する。
TMXとPWKのカッタウェイの差について
なぜTMXはPWKよりカッタウェイが小さくできるのか、また排気量違いによるカッタウェイセッティング傾向についても考察する。
まとめ
文献から得られた事実と、そこから推測される現象、また実際のセッティングデータなどをもとに、TMXとPWKの違いについてまとめる。
またこの一連の記事を書くにあたって参考にする予定の書籍、サイト、特許文献などは以下の記事でまとめてある。